2024-01-23 お知らせ

(株)やまがたさくらんぼファーム会員から新たなサービスが開始

株式会社やまがたさくらんぼファーム(「王将果樹園」や「oh!show!cafe」運営/天童市川原子1303/代表取締役 矢萩美智)は、「ありがとう」や「お祝い」の気持ちをリンゴに託し赤裸々に伝える「ココロリンゴ」を2024年1月15日(月)より、園内設置の自販機、王将果樹園公式通販サイトで「おめでとう!」「祝」「ありがとう」「感謝」「合格」の全5種類を各540円/個(税込/通販サイトは別途送料要)で本格販売開始致します。もぎたてのリンゴをスマートフレッシュ処理しシャキシャキ感を保持。果物に可食用インクを印刷する独自技術「フルーツグラフィティと内製体制を構築し障がい者の安定雇用の可能性を広げる、くだもの王国山形ならではの「ココロ通う」新しい贈り物の誕生です。

■スマートフレッシュ処理でリンゴが長くシャキシャキに
 一般にリンゴは長期間保管すると、果肉がやわらかくなりモサモサした食感になります。これは、収穫後、農作物事態が生成するエチレンの結合により老化・腐敗するためです。当社ではリンゴに収穫後一定期間のうちに密閉室でくん蒸することでエチレンの結合を抑え、もぎたてのハリや瑞々しさを長期間保持する新しい技術である「スマートフレッシュ処理」を行い、「シャキシャキした食感」を長くお楽しみ頂けるようにしています。その結果、リンゴを旬以外にも出荷・販売が可能となりました。一方、全国的に見れば青森県産のりんごを中心に、通年で食べられることがもはや常識化しており、味や品質・賞味期限といった機能を超える付加価値の創造が課題でした。

■果物に印刷する技術と内製体制を確立。農福連携を推進し、雇用障がい者に活躍の場を広げる。
 そこで、当社では2022年から2023年にかけ、果物に可食用インクを印刷する独自技術「フルーツグラフティの確立と、それを用いた商品加工体制の構築を推進してきました。スマートフレッシュ処理した日持ちするリンゴに「人のココロを動かすメッセージ」を印刷することで、「ココロ通うリンゴ」に変身。当社では約20年前から障がい者雇用に力を入れ、現在は3名の障がい者が働いています。農繁期には近隣の施設から施設外就労という形で障がい者を受け入れ、さくらんぼやラ・フランスの収穫を行うなど先進的な取り組みで「農福連携(のうふくれんけい)」を推進しています。そのような意味からも、くだものを用いた新たな贈り物の可能性を育むと共に、印刷用の版を用意すれば比較的簡単に内製できるため、雇用する障がい者に活躍の場を広げることも期待できます。
 昨年末からの試験販売運用を経て、このたび第1弾として2024年1月15日(月)より、「ココロリンゴ」をを販売する運びとなりました。面と向かって言いにくい「ありがとう」や、受験や卒業・入学など「お祝い」の気持ちをリンゴに託し赤裸々に伝える、くだもの王国山形ならではの「ココロ通う」新しい贈り物として、個人のプチギフト利用を想定しています。

■ココロリンゴの概要
販売価格 540円/個(税込)
「おめでとう!」「祝」「ありがとう」「感謝」「合格」の5種 ボックス入り
リンゴの品種 山形県産ふじ
販売場所 王将果樹園内自動販売機 および 公式通販サイトhttps://www.ohsyo.co.jp/shop/index.htm

■今後の展開
 今後は可食用インクを印刷する独自技術「フルーツグラフィティを活かし他のフルーツへの応用も検討。また、ココロリンゴについては、メッセージの拡充も予定しています。また、メッセージに企業名や学校名などを入れられる団体向けの受注サービスや、ロゴや校章、イラストなどお客様が用意したオリジナル図案への対応も予定しています。

= 本件に関するお問い合わせ先 =
株式会社やまがたさくらんぼファーム(王将果樹園)
担当:代表取締役 矢萩美智 / 専務取締役 矢萩洋美
〒994-0103 山形県天童市川原子1303
TEL 023(657)3211 FAX 023(657)3213
TEL 090(4724)9843 矢萩美智(直通)
Mail:sakuranbo@ohsyo.co.jp URL:www.ohsyo.co.jp
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