令和２年度、外食産業を中心にきくらげの販売をしていたプロ農業者から販路開拓に関する相談があり、本多英二Ｊ－ＰＡＯ参与に販売戦略の見直しを依頼しました。常に食卓に並ぶものではないきくらげの特性から、スーパーなどで競合他社と競うのではなく、独自の販路でファンを獲得するほうがよく、オンライン販売を検討すべきとの提案を行いました。その提案を受け、相談者は自力で簡易な販売サイトを立ち上げたものの、十分な成果は得られなかったことから、今年度改めて販売強化に係る相談がありました。

そこで、ホームページ作成を専門領域とする鶴野加奈恵会員にも協力を依頼し、販売機能を含めてホームページ全般の改修及び、ＳＮＳによる会員サイトの作成など、情報発信の仕組みを一新したところ、オンラインによる販売量の増加を実現することができました。