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事業承継(経営継承)に係る国・地方自治体の事業受託と個別経営体支援の実施

事業承継(経営継承)について、令和3年度は①農林水産省の委託事業の受託、②青森県の第三者承継に関する事業の受託、③個別経営体支援に取り組みました。

① 農林水産省の「令和3年度農業経営・経営改善支援調査委託事業」を受託し、農業者の支援者向けに経営継承に関する支援の指針として利活用できることを目指して作成した「農業の経営継承に関する手引き」、農業経営者に向けて自ら考えて書き込んでいくことで計画的な継承に取り組んでもらうことを目的に作成した「農業経営未来ノート」、そして経営継承までのプロセスと継承の内訳を記すとともに、継承のグッドポイントとケアポイントをマンガにして作成した「より良い経営継承のための優良事例集」を担当しました。この事業の検討委員に、伊東悠太郎会員、中野眞一会員、村上一幸J-PAO参与(手引きの監修も担当)、森剛一会員が参画しました。
② 青森県の「令和3年度 思いをつなげる農業の第三者承継推進事業」を受託し、農業の第三者承継推進に向けた指導者養成研修会(3回シリーズを弘前市内と十和田市内の2会場で12月に開催)と第三者承継推進に関するフォーラム(令和4年1月に青森市内で開催)を実施しました。指導者養成研修会では、村上一幸J-PAO参与、森剛一会員、J-PAO事務局のコンサルタントが講師を担当しました。第三者承継推進フォーラムについては、木之内均会員(J-PAO監事)が講師とパネリスト、パネルディスカッションの進行役をJ-PAO事務局のコンサルタントが担当しました。

③ 個別経営体の事業承継(経営継承)へのアドバイスも昨年度に引き続き多数行いました。西山由美子会員、村上一幸J-PAO参与、森剛一会員、J-PAO事務局のコンサルタントが対応しました。